大友さんの「左」と「右」/4月27日新宿ピットインにて
はい、4月27日の夜に
新宿ピットインにて
・大友良英(G)氏
・芳垣安洋(Ds)氏
・山崎比呂志(Ds)氏
のトリオ編成による
なんとも強烈な
即興2ステージ
(2曲ともいう^^;)を
拝見しまして。
いやはや、圧巻でした。
この編成ならではの
躍動感溢れるステージで。
(ベタな表現でサミません^^;…)
ほんと、途中の休憩時間まで
グレープフルーツジュースにストローをさす
暇もないほど、集中凝視聴しました。
そう、ギター×ドラム×ドラム、、、といっても
決してトライアングルな均衡を
目指しているという感じではなく
3つの波形がときに平行になったり
クロスしたり、3つの点になったり
いきなり融合してアメーバみたくなって
流れてみたり、、、みたいな。
いくつもの異次元空間がランダムに切り替わる中
あちこちでスクリーンセーバー的に
抽象的幾何学の世界が繰り広げられていたというか、、、
えっと、あの、伝わってますかね(^^;)?、、、
もうちょっとひねりましょうか。
そう、まるでお寺で護摩を焚いてもらいながら
となりの神社でお祓いしてもらいつつ
さらにイタコ占いを同時中継してもらっているかのような、、、
もとい。
あい、いえ、早い話が
即興ノイズ系音楽の
初体験だったわけです。
何はともあれ
新宿ピットインを出る時には
頭の先から爪の先まで
全身を「音」に浄化されたような
なんとも清々しい気持ちになっておりました。
追伸;
>>大友さん、「左」と「右」、耳を揃えてサインをいただきましてどうもありがとうございました。(=冒頭写真)
どうどうとご本人のサインをいただけるアイテムとして
やはり世の中からCD文化をなくしてはいけないなぁと
つくづく感じました。そして、新宿ピットイン、あらためて
いいお店だなぁと思いました。
ふらっとひとりで立ち寄れるこの雰囲気づくりって
たぶん大友さんもひと役買っているんでしょうね。こういったライブハウス文化も絶やしてはいけないなと。
私も諸先輩方の創ってきた音楽文化の存続に
少しでも貢献出来るようこれからもがんばります。