・りりィさん
・カルメン・マキさん
というスゴいお二人と対バンライブが決定し
ってゆーか、ぴあのページでは
『ひな祭りだよ?!女性ボーカリスト3人対決!!』
、、、みたいな
恐れ多い表記になっておりまして
しかも
りりィさん(L)とマキさん(M)を差し置いて
おいら(S)の名前が最初にのってる、、、!!
S、M、L、対決!!
(Tシャツかっ)
もとい
ってか、オ、オレ、そ、そんなずうずうしく
名乗りを挙げてないっす、、、よ?
って言い訳もできませんでしたが
ええ、そうですとも
おふたりは
おいらにとって言わば
和製ジャニスとかって呼び声も高かった
まさに伝説のシンガーとして
インプットされていたお2人でアリマすよ
で、当時のおいらは
やっと人前で歌ってお金をもらい始めたばかりの
言わば丁稚奉公の身、、、
ある意味
このぴあの表記は
誰かの陰謀ではなかろうかと疑うほど
すごいプレッシャーのかけられ方であったわけで
そんなプレッシャーの渦の中で迎えた当日、、、
そう、本番前の楽屋で
事件は起こったわけなのです!!!!
ええ、そう。
ってか、想像できます?
Admの楽屋に
りりィさんとマキさんとおいらの
計三人しかいないという状況!!!
ええ、そう
メイクをしながら
しばらくおふたりのお話に
耳を傾けていましたが
最初はおふたりとも
最近どうよ?え?どーなのよ?みたいな話が展開してましたが
いつのまにやらまじめモードになり
『やっぱりボーカリストって歌手とメッセンジャーと大きく2つに別れると思うのよ』
、、、的な
深い話にまで発展しておりまして
『私はメッセンジャーでマキは歌手だと思うのよね、、、』
ふむふむ、、、なるほど、、、
すると突然
りりィさんが
おいらの方を振り向いて
おっしゃったわけなのです
って、、、!!
ええっっ???え〜
えっと
その質問の意図がいまいちよく分からず
ってゆーか、なんとなく耳は傾けていたけど
心ここにあらず、、だったので
おふたりの話に参加するなんて
とてもとても恐れ多くて
でもなんだかどっちかって
決めないといけない雰囲気で
もともとのプレッシャーに
そんな意表をついた新たなプレッシャーが加わって
ぱっと気の利いたセリフを返せるはずもなく
考え込むこと約10分、、、
(↑)
(あ、実際は10秒ぐらいだったかもしれないがすんご〜く長い時間が流れた気がする。。。の意)
もんもん、、、もん、、、も、、、
(もんもんの内容) リハ時にPAの高橋さんから見せてもらったお二方の曲リストからすると りりィさんは全部オリジナル曲で マキさんはカバー曲ばっかりで、、、 っちゅーことは、これは、 あなたはこの先カバーとオリジナルのどっちを歌っていきたいかってことなのかしらん? それともそれとも 今日おいらがカバーもオリジナルもどっちも歌うということが そもそも問題だったのかしらんかしらん? もしくは歌うことと言葉を伝えることとどちらが楽しいのか どちらが大事なのかという 実は深い選択を強いられているってことかしらんかしらんかしらん? それを今答えなきゃいけないのかしらんかしらん、、、、 もとい はたまたもしかして実はもしかしてこれはマキさんとりりィさん いったいあんたどっちが好きなのよぉ? って聞かれてる、、、???のかしらん? マキさんはだまってるし、うひょ〜もしかして二人すごい仲が悪いのかしらん、 あ、でもりりィさんちょっと笑ってるし、 あれ?これって実はふたりにからかわれてる?ひまつぶしにいじられてる? あ、もしやまさかこれって『どっきり』? うひょぉぉぉ????、、、、 うんぬんかんぬん |
バンドの生演奏をバックに歌う、、といっても
いわゆる音楽だけ提供するというわけではなく
踊りやおしゃべり、お食事、などのさまざまな要素が
ふんだんに盛り込まれたショーであって
おいらは
歌う以外にやらなければいけないことが
いっぱいあるわけなのですよ
確かにこれまで
歌に振り付けがあったこともあるし
ライブに台本が存在したこともありますが
振り付けにしろ
衣装にしろメイクにしろなんにせよっっっ
今回のショーに関しては
平泳ぎと自由形、たまに背泳ぎの水泳選手が
お前も水泳選手ならバタフライも泳いでみせろと
言われているようなもので、、、
あ、理解できます?
お前は水泳選手だが
トライアスロンにも挑戦してみろと
言われてるようなもので、、、
あ、なんかそれました?
ええっとぉ
つまり
簡単に申し上げますと
現在、未体験ゾーンに突入しているというわけなんですよ
(振り出しにモドル。)
ん〜っと、そう、そのゾーンは
もろもろの要素のバランスを要求されているというわけで
いわゆる自分というものを出してはいけない
あくまでも
レストランの女主人を演じて演じて、、、
ま、これも歌手業の一環として、、、という言葉で片付けるべきなのか
やっぱり女優業に近いのね〜とかって笑いとばすべきなのか
ほーら、ステージの魔物が、、、!!
ステージ上で靴が脱げたり
何にもないところで転んで
ガリバーになってみたり
セリフも歌詞もぶっとんだり、、、
ほんとになにやってんだか
ー おいら今自分の歌が歌えてるのかなぁ ー
とかなんとか
で、ふと蘇ってきたんです
りりィさんのあのときのセリフが、、、!!
ああ、りりィさん
そんなとき
ふむふむ、あのとき
こんな感じで答えられたら
清々しくて
カッコよかったのかな
ー どっちかさあ選びなさい ー
、、、って
おいらをせっついたわけではなく
ー あなたはどちらにもなれるタイプ? ー
もしくは
ーどちらかに決めたら楽よ ー
ってアドバイスだったかも
えへへ
きゅんとしました
ライブ後の
『子供は産んどいた方がいいわよ』
というお言葉も
あらためて噛みしめてみようかと
つづく